ほんとに分かってる?上手に質問する7の問い



分からないままで質問しない人は、何故質問しないのでしょうか。

・何をどう質問して良いのか分からない
・恥ずかしい
・無知だと思われたくない
・理解できない馬鹿だと思われたくない


分かったつもりでも分かっていない。もしくは分かったふりをしているあなた。
実は何が分からないのかが分からないではないでしょうか?
もしくは、分かりたくても「何をどう質問して良いのか分からない」から質問出来ず、
分からないままにしていますか?
質問するのが恥ずかしくて、質問出来ずにいますか?

今回は、理解を深めるための上手な質問の仕方について解説します。


  1. 何が分からないのか自覚しよう。
  2. 何が恥ずかしいの?
  3. 早速質問してみよう







まずは何が分からないのか自覚しよう。




まずは何が分からないのか明確にしましょう。
中には、「分からない事が分からない」という状況もあります。
何が分からないのかを明確にするには、自分に対して七つの問いかけを行います。

  • いつ?
  • どこ?
  • だれ?
  • なに?
  • どうやって?
  • どうして?
  • どれくらい?

例えば、「濱田さんの好きな高級コーヒー買ってきて」と頼まれた場合、

  • いつ買ってくれば良いの?
  • 高級コーヒーってどこに買いに行けば良いの?
  • 濱田さんってだれ?
  • 濱田さんの好きな高級コーヒーってなに?
  • どうやって買えば良いの?
  • どうして高級コーヒーを買うの?
  • どれくらい高級コーヒーを買うの?

の様に自分に問いかけます。もしかすると、貴方に頼んだ人は
あなたの知らない「濱田さんの好きな高級コーヒー」を知っている前提で話しているのかも知れません。

この様に、ちゃんと答えられず、解ったふりしている項目は無いか確認しましょう。
もし、上記の問いに対して答えられない場合、
それが重要な事柄であれば恥ずかしがらず質問すべきでしょう。

上記の七つの問いに対して、全て答えられる様になれば、
きっと「本当に分かっている」状態と言えるでしょう。





何が恥ずかしいの?




質問するのが恥ずかしいと感じる人は多いようです。
それは、何が恥ずかしいかというと

  • 無知だと思われたくない
  • 理解できない馬鹿だと思われたくない

等の自分のプライドに関することでは無いでしょうか?
これは「恥ずかしい」という「可愛い表現」ではなく、
実は「自分を良く見せたい。自分は馬鹿じゃない。自分は無知じゃない」という感情から来る
「見栄」「虚栄」等の醜い感情です。そんな感情を美化して「恥ずかしい」等と考えてはいけません。

大抵の方は、大した人で無く、無知で、馬鹿です。
その事を自覚して、ほんの少しの一歩でも、「理想の自分」に近づけるため、
勇気を持って質問しましょう。

人生において、どれだけ「分からない事」を「分かった事」にするかが、今後の貴方を形成します。
「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」ということわざがあるように、
質問によって「分からない事」を「分かった事」にする事が出来るのであれば
積極的に質問していきましょう。





早速質問してみよう




先程は自分に対して

  • いつ?
  • どこ?
  • だれ?
  • なに?
  • どうやって?
  • どうして?
  • どれくらい?

という問いかけを行い、「分からない事」を明確にしました。
「分からない事」を明確したならば、後は「分からない事」を解決させる事が出来れば
理解が深まるはずです。

そこで、相手に対して質問する際も、上記の七つの問いを利用しましょう。

例えば、「濱田さんの好きな高級コーヒー買ってきて」と頼まれた場合、
貴方が分からない事は「濱田さんの好きな高級コーヒー」と、「高級コーヒーを買うことの出来る場所」
だとすると、
「濱田さんの好きな高級コーヒーってなに?」と「高級コーヒーって何処に買いに行けば良いの?」
の様に質問すると良いかと思います。

コツとしては、七つの問いを混在させない事です。
何に対して何が分からないのかを明確にして質問しないと、
答える側も困ってしまいます。

上記の質問に対しての解答では

問 「濱田さんの好きな高級コーヒーってなに?」
答 「ネスプレッソのインドリアだよ」

問 「高級コーヒーって何処に買いに行けば良いの?」
答 「高島屋の専用ブティックに買いに行って」

の様に解答を貰う事が出来ますが、下記の様に質問を一文にしてしまうと

問 「濱田さんの好きな高級コーヒーって何処に買いに行けば良いの?」
答 「高島屋の専用ブティックに買いに行って」

の様に解答されてしまい、結局のところ専用ブティックで何を買えば良いのかが
分からないままです。
分からない事に気が付けば良いですが、こういった質問を行う人は
「分からない事が分からない」、七つの質問に対して明確に定義出来てい無い可能性があります。
再度、自分に対して七つの問いかけを行い、分からない事を明確にした上で、
七つの問いを混在させずに、別々に質問を投げかけましょう。

すると、正確な解答が得られ、「分かったふり」が無くなります。


みなさんも、是非とも積極的にドンドン質問して行きましょう。

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